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この記事では「格安SIMの解約方法」について書いてみたからチェックしておくれ!
契約の縛りや違約金が撤廃されている格安SIMがあるのをご存じですか?格安SIMを解約する際にかかる費用や期間をまとめ、おすすめの格安SIMを紹介します。MNPや解約の手順、キャリアに戻したいときのお得な戻り方も教えます。
格安SIMを契約したいけれど、契約期間の縛りや違約金が掛かるのが気になるという方、多いのではないでしょうか?
しかし、格安SIMのなかにはこれらの縛りがないものもあります。本記事で紹介しますのでぜひチェックしてください。
※記事内容は更新日時点の情報です。各サービスの最新情報については必ず公式サイトをご確認ください。
Contents
格安SIMを解約する際にかかる費用と契約期間まとめ
格安SIMを解約する場合には、解約するための費用が発生します。また、契約期間によってその金額の合計は変動します。
格安SIM業者4社の2023年10月以降の契約期間・違約金・MNP転出手数料について比較してみましょう。
契約期間 | 解約金 | MNP転出手数料 | |
ワイモバイル | 契約期間なし | 0円 | 3,000円 |
UQモバイル | 契約期間なし | 0円 | 3,000円 |
楽天モバイル | 契約期間なし | 0円 | 3,000円 |
IIJmio | 契約期間なし | 1,000円 | 3,000円 |
「ワイモバイル」「UQモバイル」「楽天モバイル」「IIJmio」の4社を比較すると、契約期間(=最低利用期間)の縛りがないことがわかります。IIJmioだけが1,000円の解約金がかかります。
格安SIMの契約期間
BIGLOBEモバイル:サービス開始の翌月から12ヶ月間
OCNモバイルONE:利用開始月から6ヶ月間
IIJmio:利用開始月から12ヶ月間
LINEモバイル:利用開始月から12ヶ月間
nuroモバイル:利用開始月から12ヶ月間(※お試しプラン以外の料金プラン)
ただし、これらは2019年10月1日以降に契約したユーザーに適用されるものです。それ以前に契約している場合はそれぞれ契約期間が定められていますので、必ず確認しましょう。
かつては大手携帯キャリア・格安SIM業者ともに、一定の「契約期間」を定めていました。これは、ユーザーを囲い込んで、長く利用してもらいたいという思惑から生まれたものです。
しかし、このような状況に待ったをかける出来事が起こります。それが2019年10月1日「改正電気通信事業法」の施行です。
この法律がきっかけとなり、大手携帯キャリアでは新しい料金プランの提供がスタートします。それに合わせて、定期契約の解除金の値下げや撤廃、または定期契約そのものを撤廃する動きが加速したのです。
ユーザー数が100万人を下回る事業者に対しては「改正電気通信事業法」の「禁止行為」の対象外となっています。しかし、格安SIMも大手キャリアの変革の流れに沿うように、契約解除料を自主的に減額したり、廃止したりするようになります。
格安SIMの解約金
「改正電気通信事業法」の施行により、格安SIMの解約金(=契約解除料)が減額されたり、撤廃になったりすることが多くなりました。
最低利用期間を定めている格安SIMの契約解除料(2019年10月1日以降に契約した場合)
BIGLOBEモバイル:1,000円
OCNモバイルONE:1,000円(不課税)
IIJmio:1,000円(不課税)
LINEモバイル:1,000円
nuroモバイル:残り月数×1,000円(最大12,000円)
nuroモバイルでは、最適利用期間の残り月数に応じて契約解除料が変動する仕組みです。それ以外の格安SIM業者では、契約解除料が1,000円と低額に抑えられているか、もしくは免除となっています。
2019年10月1日以前の契約では、9,500円~29,800円の契約解除料が発生しますので注意しましょう。
格安SIMのMNP転出手数料
格安SIMを解約する場合に多いのが、「他の格安SIMに乗り換える」というケースでしょう。このような場合にはMNP転出手数料が発生します。
MNP転出手数料は、一律3,000円に設定されている業者がほとんどです。
ただし、何社か例外があるので紹介します。
イオンモバイルでは、契約から90日以内のMNP転出に対して、15,000円のMNP転出手数料を課しています。これは事実上の違約金といえるかもしれません。90日以降は3,000円です。
LinksMateはMNP転出手数料が2,000円と他社よりも安い一方で、契約期間に関わらず「SIMカード削除事務手数料」として3,000円が必要になるため、他社よりも掛かる費用が高くなっています。
また、mineoやQTモバイルも利用期間によってはMNP転出手数料が引き上げられます。
それぞれの格安SIM業者からMNP転出する場合は、気を付けたほうがよいでしょう。
格安SIMを解約する方法
格安SIM業者はコストダウンのために、店舗を構えていないケースが多い傾向にあります。そのため、解約するためにはネットから手続きを行なう必要があります。
そこで、格安SIMをネットが解約するための具体的な手順について解説します。
解約に必要なもの
ネット上で格安SIMを解約するために準備しなければならないものは以下の通りです。
「ユーザーページ」にログインするためのID・パスワード
SIMカード本体
ユーザーページにログインするためのID・パスワードを忘れてしまっている場合でも、問い合わせフォームやカスタマーサービスに連絡すれば解約手続きは可能です。
また、登録しているメールアドレスには解約完了の通知がきます。解約して見れなくなってしまうアドレスを設定している場合は、事前に変更しておくことをおすすめします。
解約手順
具体的な解約の手順を見ていきましょう。
格安SIMのユーザーページにログインする
契約している格安SIMのユーザーページにアクセスしてログインしましょう。
ログインの際に必要になるのが、IDとパスワードです。忘れてしまってもカスタマーサポートなどに連絡すればログイン可能です。
解約手続きを行なう
解約するための項目を選択して、手続きを進めていきます。
必要事項への入力・返答が必要なります。必要事項では、即日もしくは月末での解約を選択したり、解約する理由を聞いたりするものなどがあります。
最後の確認の上で、「解約する」などの項目を選択すれば解約手続きは完了です。
キャリアに戻す場合はオンラインショップがおすすめ
格安SIMを使ってみたけれど、やっぱり大手携帯キャリアに戻したいと考える方もいるでしょう。
そんなときは、オンラインショップを利用して乗り換える方法がおすすめです。その理由について解説します。
手数料が無料
大手キャリアと新規契約を結ぶ場合は、新規契約の事務手数料が発生します。
しかし、ドコモのオンラインショップに限っては、事務手数料が無料になるのでお得に乗り換えができます。
待ち時間がない
キャリアショップでMNP転入をするためには、店舗の順番を待たなければなりません。週末では多くのユーザーが足を運ぶため、かなり時間がかかるでしょう。
オンラインショップなら自分が好きな時間にアクセスすることができるうえ、順番を待つ必要はありません。
送料が無料
オンラインショップで端末を購入する際に気になるのが送料。少しでも安く抑えたいものです。
ですが、大手携帯キャリアのオンラインショップでは、スマホ端末を購入した際の送料は基本的に無料です。ドコモのみ2,750円以上購入したときのみ送料が無料になります。
まとめ
格安SIMを契約したいけれど、契約期間の縛りや違約金が掛かるのが気になるという方のお役に立てていたら幸いです。
通信費と一緒に解約に掛かる費用も節約したい場合は、本記事を参考にしてください。